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社員インタビュー

技術部門を統括する立場から見た、ミテネに必要なもの

東 明男
技術部長

点から線へ、線から面へ。

現在は、技術部門を統括する立場にあります。子どもの頃の夢はゲームプログラマになることでした。大学では情報工学を学びましたが、1997年に中途採用で入社した当時はインターネットに興味はなかったんです。「インターネットっていうんだからホームページを作る会社なんだろうな」ぐらいの認識でした(笑)。だから、何の仕事をすればいいか本当に分かりませんでした。

ただ、分からないなりに知識を一つひとつ集めていくと、その点と点が線としてつながるときがあります。もう一つ点が増えれば三角形という面になる。そうすると、その面積の知識で対応できる案件や問い合わせが自然と増えていきます。自分の場合は入社して数か月後に福井ケーブルテレビがインターネットサービスを開始する案件に関わったとき、それまでわからないなりに積み重ねてきたものが少しだけ「つながった」という感覚がありました。だから若い人には、今は分からなくても全然大丈夫だよという話をします。

ミテネの最大のお客様はミテネ

私たちが扱う全てのサービスに関して「ミテネの最大のお客様はミテネである」ということを大切にしています。プロバイダ事業にせよデータセンター事業にせよ、「こういうことができればお客様が喜ぶのでは」というように、自分がお客様の立場になって必要なサービスを考え、構築して、使ってみて、改善する、というサイクルを繰り返します。失敗を重ねながら一つの成功を見つけていく。商品開発に近い作業工程であるとも言えますし、それができるのがミテネという企業の面白いところなのだと思います。

お客様の立場でサービスを考案・改善していくというサイクルは、弊社のミッションである「お客様ゴトを自社ゴトに」につながる姿勢でもあります。この姿勢を実際の成功体験にしていくためには、日頃から新しいものを見たり聞いたり触れたりすることが必要だとも思っています。社内外に関わらず、いろんな人に会って見聞を広める。誰かが困っているときに「あの人なら解決できるかもしれない」という相談を持ちかけることができる人は、ミテネにとって大きな財産だと思います。

「時代遅れ」と言われる未来が理想

仕事をしていて嬉しいと感じるのは、社員の誰かが自分を頼らずに問題を解決してくれたときです。それが自分の知らない解決方法だったりするともっと嬉しいですね。思い描く未来としては、私の知らないところでみんなのスキルや知識がどんどん進化していって、私が「きみらが何を言ってるのか、もうわからんわ」というぐらいの状況になるのが理想です。「東は時代遅れ」と言われる時がくるのを待っています(笑)。

ITの世界にも新しい発想は必要ですし、そのうえ最近はスピード感も求められる時代です。物理的なサーバをあれこれいじって提供する時代は終わりつつあります。そういう意味で一つ例を挙げると、クラウドをベースにすばやく構築してすばやく検証するというサイクルが必要になると考えています。技術的な話をしましたが、入社時点ではテクノロジーに関する経験の有無は関係ありません。それ以上に大事なのは、お客様に負担をかけずに正確な情報を聞き出せる能力。複雑な話をわかりやすく噛み砕いて伝えられる能力。そのようなコミュニケーション能力を持ち合わせた方がいらっしゃると大変ありがたいです。